こんにちは!おのゆです。
タイ・チャンタブリーのドリアン農家で暮らし始めて、9ヶ月が経ちました。
謎に満ち溢れていたドリアンという果物、
そしてドリアン農家での生活にも段々と慣れてきました。
今回は、ドリアン農家で暮らしていて驚いたことについてご紹介したいと思います。
ドリアン農園は臭くない!
ドリアン農園と聞いて、
臭いドリアンがいっぱい
↓
ドリアン農園はめちゃめちゃ臭いんじゃないの!!??
というイメージを持つ方は多いのではないでしょうか?
かく言う僕も、移住する前は同じように考えていました。
実だけじゃなくてドリアンの木も臭かったらどうしよう、、
収穫時期は臭い地獄なんじゃ、、?!
実際に生活してみて、そんな心配は杞憂に終わりました。
熟していないドリアンの実は臭く無いんです!!!
よく言われる、「腐った玉ねぎ」「ガス漏れ」「下水」のような匂いは、
ドリアンが熟すと共に発生し始める匂いなんです。
タイのドリアンは完熟前に収穫して出荷するのが基本。
つまり、収穫時期でも農園は臭くないんです!
ドリアンの実に鼻を近づけると、ほんのりと香る程度です。
収穫後は、トラックに積み込むため、大量のドリアンを1箇所に集めるのですが、
これも匂いはしません。
市場などのドリアン売り場が強く匂うことがある理由は、
ドリアンが完熟しているか、熟しすぎているからです!
ドリアン農家はお金持ち(もいる)
果物の王様ドリアン。
こちらの記事で紹介した通り、ドリアンの需要は中国を中心に右肩上がりに上昇していて、
タイからの輸出量も年々増えています。
価格も高騰していて、農家の収入は上昇しているようです。
ドリアンに転作している農園をよく見かけます。
農園沿いの道を走っていると、
地方都市とは思えない豪華なドリアン御殿を見かけたり、高級車を見かけたりします。
もちろん一概に農家全員がお金持ちという訳では無いですが、
中にはそういう農家もいると言うことです。
まさにドリアンドリーム!!
ドリアン収穫は命懸け
ドリアンは、木の枝に直接実が成ります。
高い木だと10mほどの高さになることもあり、
落ちてきたらひとたまりもないです、、
ドリアンの木の下で座ってボーっとしてたら、「危ないから移動して!!」と注意されました笑
もっとビックリしたのが、そんなドリアンの収穫方法。
こちらをご覧ください。
危なすぎる、、、!
表面は剣山なみにトゲトゲしていて固く、重さは大体3~5キロほどのドリアン。
他の人がドリアンを掴んで運んでいる途中、手が軽く当たっただけで出血したことがあります。。(泣)
もし失敗したら、、想像するだけでヒヤヒヤします。
こんなに危険な作業を、タイ人は素手、サンダル、命綱なしでやってます笑
木に登る方も、受け取る方もまさに命懸けです。
新鮮なドリアンはとっても美味しい!
タイに移住する前、屋台のドリアンを食べて美味しくなかった経験があり、
「ドリアンちょっと嫌い」状態でドリアン農家に突撃した僕。
ドリアンシーズンになり、いよいよ我が家のドリアンを食べてみると、、
お、、美味しい!!!
農園で採れたてのドリアンは、臭みもなく、クリーミーでフルーツと思えないほど芳醇な味わい。
それ以降、すっかりドリアン好きに。
珍しい日本人ということもあり、毎日のようにドリアンを頂きました。笑
長年ドリアン農家をやってきた義両親は飽きているらしく笑、あまり食べません。
ありがたい話なのですが、食べきるのが大変。
こちらの記事で紹介した通り、ドリアンはカロリーがとっても高いんです。
1房食べただけでかなりの満足感があります。
ある日に8房ほど一気に食べたのですが、
カロリー過多で身体が内側から熱くなって怖かったです笑
くれぐれも、食べ過ぎには注意してください。
6月現在、チャンタブリーのドリアンシーズンは終わりかけ。
早くもドリアンが恋しいです!
おわりに
今回は、ドリアン農園で生活していて驚いたことをご紹介しました。
まだまだ奥深いドリアンの世界、また新たな発見があればご紹介していきます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!