こんにちは!おのゆ(@onoyulife)です。
外国人配偶者が日本で暮らすために必要な、「配偶者ビザ」。
今回は、その配偶者ビザの申請に必要な書類の一つである、
質問書の「結婚に至った経緯」の書き方について、僕が実際に作成した書き方を紹介します。
配偶者ビザ申請は、質問書以外にも
日本と配偶者の両国のお役所から複数の書類を用意する必要があり、非常に大変です。。
その中でも、質問書の「結婚に至った経緯」については、単純に質問に答える形ではない自由記述形式のため、どう書いたらいいかわからず戸惑いました。
という方の参考なれば幸いです。
配偶者ビザの質問書とは?
在留資格「日本人の配偶者等」における、
において、必ず提出が必要な書類です。
質問書は、
「名前」、「住所」、「連絡先」などの基本的な項目から、
「出入国歴」や「意思疎通の方法」など細かい項目まで、
計12項目、8ページで構成されています。
その中の項目の一つが、「結婚に至った経緯」。
この項目は、在留資格認定の審査において、結婚の信憑性を証明する非常に重要なポイントになります。
※質問書のフォームは、こちら(出入国在留管理庁のHP)
筆者が実際に作成した構成
別紙にした理由は、以下2点です。
- 詳細に書くためには、質問書のスペースが足らない
- 別紙ならPCで作成可能のため、手書きのストレスがない
経緯詳細を記載した文章は、以下のように、[日付]と[イベントの詳細]を1セットにして、箇条書きの形に。
※日付レベルまで覚えていなかったイベントについては、月までの記載にしました。
YYYY年MM月DD日 〇〇で出会いました。(写真①)
YYYY年MM月DD日 〇〇に旅行に行きました。(写真②)
さらに、証拠となる添付写真の番号を追記することで、末尾に添付した写真と照合しやすくなるように意識しました。
経緯の詳細
記載した内容を紹介します。
1. 初めて知り合った経緯
- 知り合ったきっかけについて、どこで、どのように知り会ったのかを詳細に書きました。
- その後親しくなる要因となった、共通の話題や趣味について書きました。
2. 初めて二人で遊びに行った経緯
- 訪れた場所と、食事をしたレストラン、観た映画の名前を明記しました。
- 二人での会話の内容や、相手の印象を書きました。
- ツーショットの写真を添付しました。
3. 交際に至った経緯
- どこで、どちらから、どのように交際を申し込んだのかを書きました。
4. 配偶者が来日 / 自分が配偶者の国を訪れた経緯
- 来日した日付と訪れた場所、エピソードと写真を添付しました。
- 僕の場合、お互いの国を複数回行き来したので、全ての訪問について書きました。
5. お互いの友人を紹介した経緯
- 遊びに行った場所や、一緒に撮った写真を添付しました。
6. お互いの両親を紹介した経緯
- 会話の内容、お互いの印象を書きました。両親と撮った写真を添付しました。
7. 婚約に至った経緯
- 本来ならば、強力な証拠となる、婚約指輪や結婚式などについて書くべきですが、、
僕の場合、コロナ渦の最中でお互いに会えない状況での婚約だったので、婚約に至ったきっかけとなるエピソードを記載し、LINEのチャットやビデオ通話でのスクリーンショットを添付しました。 - 両親の反応を書きました。
8. 婚姻届提出
- 婚姻届を提出した場所と日付を書きました。
意識したこと
覚えている範囲で、正直かつ詳細に書く
偽装結婚でない、本物の結婚であることを証明するため、(恥ずかしいですが、、)細かいことまで正直に書きました。
日付など記録がなく思い出せない場合は、正直に月までの記載に留めるなど、ウソは絶対に書かないようにしました。
また、事実の羅列だけだとリアル感に欠けると思い、二人だけしか知らないエピソードや、当時の感情についても記載しました。
写真を添付する
遊びに行った先での写真や友人、家族との写真を必ず添付しました。
文章だけでは限界があるので、写真は必須かと思います。(タイ人の自撮り大好き文化に助けられた。。笑)
おわりに
今回は、配偶者ビザ申請に必要な「質問書」の項目、「結婚に至った経緯」について、
僕が実際に作成した例をご紹介しました。
記載する内容はもちろん大事ですが、ビザ申請の以前から、
を意識して生活することが大事だと感じました。
渡航日についても、現在は希望しない限り空港でパスポートにスタンプ(証印)が押されないので、航空券の予約メールなどの記録を残しておく等の工夫も必要ですね。
参考になれば幸いです!