はじめに
こんにちは!おのゆです。
人がフレンドリーで優しい印象が強い、「微笑みの国」タイ。
移住する前も、タイに旅行や留学で滞在したことがありますが、
概ねそのイメージは間違っていないと思っていました。
しかし、いざ移住してみると、
旅行などの短期滞在では見られない、知られざるタイの側面を垣間見てしまうことがあります。笑
体験談
土地を管理しているお役所に行ったときの話です。
親戚の名義だった土地を、奥さんの名義に変更することが目的でした。
開庁時間ちょうどに着きましたが、職員はまだ全員出勤していない様子。(微笑みの国あるある)
2時間ほど待った後、(これも微笑みの国あるある)
窓口に案内され、書類の確認が始まりました。
特にツッコまれることもなく確認作業が進んでいたのですが、、
名義変更先である奥さんの配偶者が外国人だと分かった途端、受付の人が硬い表情に。
あちらで手続きをしてください。
と、少し奥の大きなデスクに座っている、上官と思しき人のところに案内されました。
なにか書類不備でもあったのかなあ・・・
上司のデスクに向かい、改めて書類を提出。
。。。。。
厳しい表情で一通り書類を見た後に、驚きの一声。
配偶者が外国人だと、手続きに日数が掛かるんだよね。正直いつ終わるかわからないねえ。。
でも、今ここで1万バーツ(約4万円)払ってくれたら、すぐに終わりますよ♪
!!!!!!?
あまりにも突然に、しかもサラッと言われたので耳を疑いました。
この1万バーツというのは、所定の手数料ではありません。そう、賄賂。
僕の勝手なイメージでは、
賄賂って他人がいない個室で、コッソリ小声で要求されるものだと思っていました。笑
それが、すぐ隣で他の人が別の手続をしているオープンな空間で、公然と要求するとは、!
しかも、1万バーツ(約4万円)という大金。
微笑みの国は何処へ。。。(泣)
唖然としている僕と対象的に、奥さんと同行していたお義母さんは少し小声で会話した後、
躊躇せずに1万バーツを上官に差し出していました。!
その後、サラッと手続きは終了。何事もなかったかのように役所を後にしたのでした。。
おわりに
タイに住んでみないと経験できない、ある意味貴重な経験でした。
賄賂について家族に聞いてみたところ、
タイの役所では未だによくあることで、賄賂を払わないと、本当に拉致が明かなくなるそうです。
タイのお役所、恐ろしや。。。
タイ在住、移住予定の方々、くれぐれもお気をつけ下さい。。。